【WWOOF】農園たお(群馬県)でレタスの苗植え!

今回は、群馬県の『農園たお』様でのWWOOF体験記です。群馬県の中でも標高が高い地域で、肌寒さが残っていました。こちらでは、レタスの定植作業(苗ポット→畑への植え替え)、スナップえんどうの種まきなどを経験。今回も多くのことを勉強させていただきました!

WWOOF(ウーフ)とは?
ファームステイの仕組みです。WWOOFホストは「3食+住まい」を、WWOOFer(僕)は「労働力」を提供し交換します。

↑群馬県の『農園たお』様へ!

まずは、ビニールハウスで定植作業の準備

最寄りのバス停まで、ホスト様に迎えに来ていただきました。到着後、早速ビニールハウスへ!

↑自宅横のビニールハウス。『就農するなら、育苗場所は自宅そばがいいよ。畑は離れてても何とかなるけどね』とアドバイスをいただきました。
↑ビニールハウスには温床が!千葉県のWWOOFで温床づくりを経験した後だったこともあり、伸び伸び育つ苗を見てしみじみ感動。

ビニールハウスでは、育苗ポットから一つずつ苗を取り出す作業をしました。ジョウロで苗を少し濡らし、ポットから抜けやすくします。肌寒さが残る中、濡れた苗を触っていると、次第に手の温度が下がっていきます。農家をめざす上で、寒さや冷たさにも慣れていかねば。

↑育苗ポットが手狭になってきたレタスたち。ジョウロで濡らし、一本ずつ取り出していきます。
↑取り出した苗たち。これを持って畑へGO!

取り出した苗を、畑に植え替えます!

いざ、畑へ!

畑に到着すると、ホスト様(旦那様)と研修生の方がマルチ張りをされていました。

とこ
とこ

平坦で、日当たりも良さそうな畑でした。羨ましい!

左下の写真に写っている機械は、高畝を作ると同時に、マルチ張りしてくれる優れものでした。2つの工程(①畝を作る→②マルチ張り)が、1つの工程で済んでいる様子を目撃し、機械の威力を実感しました。

↑ホスト様(奥様)から『どちらが旦那で、どちらが研修生だと思う?』という答えづらい質問も(笑)
↑この畑は、レタスで覆い尽くされるそう。僕もここでレタスの苗を植えました!

↓機械の参考動画です。

トラクター EG120全面マルチ仕様 作業動画
↑こんな感じで、畝を作りながら、マルチ張りしてくれます。
とこ
とこ

思ったより、畝の高さが高いのですね。

ホスト様
ホスト様

畝を高くすることで、レタスが苦手とする泥ハネが少なくなるんです!

初めての定植作業!

ビニールハウスで取り出しておいた苗を畑に植え替えます(定植)。初めての経験でしたし、「いかにも畑仕事!」という感じがして妙にドキドキしました。苗目線に立つと、ビニールハウスでの生活は外敵も比較的少なかったと思います。しかし、今からは天候、病気、虫、獣・・・などと立ち向かわねばなりません。がんばれ、苗たち!

それにしても、初めての定植作業はとにかく時間がかかりました。下の写真のように、マルチに穴を開けて苗を植えるのですが、きちんと接地しているか確認したり、時には土を補充したりなど、気を配ることが意外と多くて思うように進みませんでした。3畝分を作業するのに2時間弱もかかってしまいました。

↑定植された苗。元気に育ってくれー!
↑真ん中の畝に跨って、3畝分を同時に進めました。これを完遂するのに、2時間弱かかってしまった。
↑このような苗を畑に植えました。元気そうな根っこ!
↑定植作業の相棒「木の棒」。これで距離を測り、マルチに開ける穴の位置を決めました。

定植作業を怠ると・・・

定植が上手く出来ていないこともあり、指摘もいただきました。例えば、次のような苗。

↑赤枠部分が定植不十分な箇所。畝と苗が上手く接地できていなかった。
ホスト様
ホスト様

ビニールの上に苗が載ってしまっているね。これだと、根が養分を吸い上げられないから気をつけよう!

とこ
とこ

ほんとだ・・・。他の苗も確認してきます!汗

別の畑で作業していたときのこと。偶然、定植が不十分で枯れてしまった苗を見せていただきました。その苗は、枯れながらも養分を求めて根を伸ばしていました。その姿に、とても心打たれたことを思い出します。この出来事はとても印象深く残り、作業の丁寧さや、作業に向かう姿勢を再確認させられました。

ホストさん
ホストさん

速くなくていいから、ゆっくり丁寧にやってくれたらいいよ!

とこ
とこ

わかりました!

下の写真は、ホスト様の定植風景。プロの作業は、速くて丁寧でした。体感では、僕が1回分(3畝分)作業する間に、2回分~2.5回分(6畝分~7.5畝分)くらいやってるのでは!?と感じられました。

↑ホスト様の定植風景。とにかく作業が速かった!

『農園たお』での生活!

『農園たお』での生活は学び多く、とても楽しいものでした。写真もたくさん撮ったので、その一部をご紹介します。

↑最終日の昼食①:鯖の味噌煮。
↑最終日の昼食②:卵とお漬物。卵は庭にいる鶏が生んだもの!
↑ある日の昼食:ちらし寿司。また食べたい!
↑珈琲をハンドドリップして振る舞いました。後ろの地図帳には、過去のWWOOFerさんの出身地がびっしり。ベテランホストです。

動物もたくさんいました!

↑わんちゃん。
↑庭の鶏。
↑ねこちゃん!
↑耳が特徴的なミミちゃん。
↑ほのぼの。

レタスの定植以外にも、スナップえんどうの種まきもお手伝いさせていただきました。

↑腐葉土を敷いて、穴をあけ・・・。
↑穴はこんな感じ。
↑種まき用の道具です。小さい溝に種をしきつめ、下の板をスライドさせると・・・
↑この通り、種まき完了!すげー

『農園たお』から学んだこと

農作業以外の場面でも、ホスト様から多くのことを学びました。そのことについて少し書いていきます。

ホスト様は哲学専攻

ホスト様のお宅には、多くの本が並んでいました。本について話を交わす内、ホスト様が哲学を専攻されていたことを知りました。聞けば、『農園たお』という名前も老荘思想の『道(たお)』から取っているのだそうです。

ホスト様
ホスト様

有機農業を実践することと、老子の『無為自然』という考え方には、とても親しいものが感じられるのですよね!

今の僕では、まだまだ理解が及ばないものの、行く行くは老荘思想も、有機農業の真髄も理解できるようになりたいなあ。哲学の本を紹介していただいたり、宮沢賢治の話にもなりました。

ホスト様
ホスト様

『銀河鉄道の夜』はやっぱり傑作だよね。
それに、農業指導者としての宮沢賢治もすごく格好いい。

とこ
とこ

宮沢賢治の生き方の部分にも、もっと注目していきたいなあ。

『農業素晴らしいよ!大変だけどね』

ホスト様宅へ帰る車中でこんな会話がありました。

とこ
とこ

食料を生産する農業は素晴らしいと、最近つくづく思います。
どのような心持ちで仕事をされていますか?

ホスト様
ホスト様

そのままだよ。農業素晴らしいなあ、と思っていつも仕事してる!
大変だけどね。

『大変だけどね』という言葉は、僕にとって、とても重たく感じられました。きっと、想像できないほど多くのご苦労があるはず。『農園たお』では農薬や化学肥料を使わずに野菜を生産されています。
同時に「作業効率」「安定した収入」「地球環境のこと(ビニールマルチや石油燃料をどこまで使っていいのか?など)」を天秤にかけて、常に妥協点を探っておられました。

理想を追いかけつつも、現実解を模索する姿を目の当たりにし、(頭の中で)理想を追いかけてばかりの僕が小さく感じられました。考えるばかりではなく、もっともっと現場での経験を積みたい!

おわりに

週末だけという、とても短い期間だったのに温かく受け入れていただきました。ありがとうございました。写真は、お土産のサニーレタスの苗です。元気に育ち、美味しくいただきました!

↑お土産のサニーレタス。ちぎって食べてもまた生えてくる!

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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